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2022.04.21

内視鏡下異物摘出術 胃中のネジを内視鏡で摘出した症例

4ヶ月齢のポメラニアンのわんちゃんで、わんちゃん用トイレのネジを食べてしまったとのことでかかりつけの動物病院からの紹介で来院されました。


わんちゃん用トイレの裏に付いているネジを食べてから食欲不振や嘔吐が続いていました。
4ヶ月齢のポメラニアンのわんちゃんにはとても大きく吐くことも便に出すことも出来ない状況でした。


小型犬や猫に適した細い内視鏡(OLYMPUS VQTYPE 5112B)を用いて胃中のネジを確認してバスケット鉗子で摘出しました。

4ヶ月齢のわんちゃんには開腹手術の負担が大きく、内視鏡で異物を摘出することでより負担の少ない治療を受けていただく事が出来ました。

日帰りで検査治療が出来るので、その日の夜から食欲もあり慣れたお家での生活に戻ることが出来ています。
 

X線写真 胃内にネジが映っています

内視鏡の画像 胃内のネジが見えます

バスケット鉗子という道具を使ってネジを掴んでいます

無事ネジが摘出されました

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