入院室は犬と猫が別になっており、冷暖房が完備した清潔な個室ケージで管理しています。ICUカメラを設置しているので、集中管理が必要な子は、離れていても様子が監視できるようになっています。
重症患者さんや低酸素状態に対応できるようにICU装置があります。そこでは24時間酸素濃度、室内温度、室内湿度を管理できます。
入院が長期になりそうな時は、在宅酸素室のレンタルをサポートすることもあります。
面会に予約は必要ありません。診察時間内であれば、何度でも面会可能です。ご都合が悪く面会が出来ない方には、電話していただけば患者さんの病状をご報告させていただいています。
食事の変更は患者さんの体調に影響する事があるため、基本的に普段のご飯を1回量ずつ小分けにして用意していただく事をお勧めしています。治療内容によっては、院内にある総合栄養食や療法食からその子の病気に適した食事を選んで処方しています。アレルギーがある子などには、勿論対応しますので入院前にお伝え下さい。
当院から処方されている薬以外で毎日飲んでいるサプリメントなどがある場合は、入院時に持参して下さい。
入院中に適切な治療を行う為に必要な検査を行っています。入院中の様子や検査結果の説明を受けたい方は、面会時に申し付けください。
入院生活をするのに必要な物は基本的に揃っています。匂いの付いたタオル、おもちゃなどあった方が患者さんが安心して生活できる物があれば、入院時にお渡しください。その場合は、紛失防止の為に、出来るだけ名前を記載していただきますようお願いしています。
「トイレは散歩でしかしない」「飼い主さんの手からでないとご飯を食べない」など、患者さんにはそれぞれ特別な生活習慣や性格があります。入院のストレスを軽減するために可能な範囲で対応させて頂いています。