腫瘍
胃腫瘍
胃の腫瘍は慢性的な嘔吐(吐血も含む)、体重減少、食欲不振、黒色便などを主訴に来院され発見されます。最終的には、内視鏡下で潰瘍病変、腫瘍を生検して診断を確定させます。胃の幽門部に発生した腫瘍では、胃の一部を切除後に十二指腸とバイパスされる手術が行われます。難易度の高い手術です。
主な症状
食べたものをそのまま吐いてしまったり、慢性的な嘔吐が認められます。他に体重の減少や食欲不振がなどがあります。
こんな事はありませんか?
- 食べたものをそのまま吐く
- 痩せてきた
- 食欲がない
- 便の色が黒い
診断
血液検査、レントゲン検査、超音波検査、内視鏡検査、CT検査を総合して診断します。特に、内視鏡下で組織生検を行うことが直接的な診断に繋がります。
症例
手術で摘出した胃腫瘍の写真です。
胃の幽門部(胃の出口)に発生した腫瘍では、胃の一部を切除した後、十二指腸とバイパスさせる手術を行います。難易度の高い手術なため、術者の豊富な経験が必要です。
