内視鏡
胃内異物
犬や猫、特に若い犬は、遊んでいるうちに食べてはいけないものを食べてしまうことがあります。誤食してしまうものとしては、ボールや靴下などの柔らかいものや、硬貨や骨などの硬いものなど様々なものがあります。骨など時間をかけて消化されるものもありますが、最悪の場合胃に穴をあけてしまったり、胃を通過しても腸管で詰まってしまう可能性があります。
主な症状
胃内異物が胃の粘膜を刺激したり、食べ物が胃から腸に流れるのを邪魔することで、嘔吐が何度も引き起こされます。お腹を触られるのを嫌がったり、お腹を丸めるような姿勢をとる場合は、胃に穴が開いてしまっていることが疑われます。
こんな事はありませんか?
- 靴下や石など異物を食べた
- ボールや紐などの遊び道具がなくなった
- 嘔吐を繰り返す
診断
レントゲン検査や超音波検査、CT検査などの画像検査を行うことで、異物を見つけます。
症例
梅干しの種を食べてしまった犬に対し、内視鏡下での摘出を実施した写真です。
