腫瘍
直腸腫瘍
ダックスフントに多いとされる直腸腫瘍は、治療への反応が乏しい持続的な血便を伴うものや便の変形を伴うものが多いとされています。増殖性の強い癌を発症するのが代表的なケースです。またこのタイプの癌はリンパ節、肝臓、肺に転移する可能性が高いです。
直腸腫瘍の場合、直腸の粘膜までの癌であれば、直腸粘膜引き抜き術(粘膜プルスルー)という手術法で治療することができます。
主な症状
排便がしづらく何度も排便のポーズをして落ち着かないことが多く、排便時に血が混じったり、便が扁平になることがあります。
こんな事はありませんか?
- 排便がしづらく、血便や扁平な便が出ることもある
- 治療しても血便が治らない
診断
直腸の触診、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、CT検査、内視鏡検査などを行い、総合的に診断していきます。内視鏡検査にて組織生検し、病理検査を行うことは有用な検査です。
症例
手術で直腸粘膜を腫瘍ごと引き抜いている写真です。
