腫瘍
副腎腫瘍
腎とは左右の腎臓の上に隣接している臓器のことで、小さな臓器ですが身体の代謝をコントロールするホルモンを分泌している重要な臓器です。
副腎腫瘍は、多飲多尿や脱毛などホルモンの異常から精密検査を受けて発見される場合が多いとされています。
手術は副腎という臓器が大きな血管に隣接している関係から非常に難易度が高く、手術前にはCT検査を実施し、手術を行う場所と術式を決定する必要があります。
主な症状
多くの症状は副腎皮質ホルモンの分泌過剰によってあらわれます。お腹がポッコリして太ってきた、水をたくさん飲んでおしっこの量も多い、背中に左右対称に現れる脱毛などが特徴です。その他にも元気がない、皮膚が薄くて、表面が黒ずんでいるなどの症状もみられます。
こんな事はありませんか?
- お腹がぽっこりしている
- 水をたくさん飲んで、おしっこの量も多い
- 皮膚が薄くなっている
診断
血液検査によるホルモンの値の測定、レントゲン検査、超音波検査、CT検査などを総合して診断します。
症例
写真は難易度の高い右副腎腺癌切除の手術を行っているところです。
