内視鏡

胃内異物

胃内異物

犬や猫、特に若い犬は、遊んでいるうちに食べてはいけないものを食べてしまうことがあります。誤食してしまうものとしては、ボールや靴下などの柔らかいものや、硬貨や骨などの硬いものなど様々なものがあります。骨など時間をかけて消化されるものもありますが、最悪の場合胃に穴をあけてしまったり、胃を通過しても腸管で詰まってしまう可能性があります。

  • 靴下や石など異物を食べた
  • ボールや紐などの遊び道具がなくなった
  • 嘔吐を繰り返す
胃内異物が胃の粘膜を刺激したり、食べ物が胃から腸に流れるのを邪魔することで、嘔吐が何度も引き起こされます。お腹を触られるのを嫌がったり、お腹を丸めるような姿勢をとる場合は、胃に穴が開いてしまっていることが疑われます。
レントゲン検査や超音波検査、CT検査などの画像検査を行うことで、異物を見つけます。
異物を飲み込んですぐの場合は、投薬により吐かせる処置を行います。ただし、針や竹串など先が尖ったものを飲み込んでいる場合は、吐かせる処置により食道を傷つけてしまう可能性があります。そのような場合や、嘔吐しても出てこなかった場合は、内視鏡による異物の摘出を行います。内視鏡でも摘出出来なかった場合や、異物が腸まで流れてしまっていた場合は手術適応となります。
梅干しの種を食べてしまった犬に対し、内視鏡下での摘出を実施した写真です。

猫のリンパ腫(消化器型)

猫のリンパ腫(消化器型)

血液の中にある白血球の一つであるリンパ球が癌化したもので、その発生はとても多く猫では悪性腫瘍の30%がリンパ腫であると言われています。リンパ腫の猫の約70%が猫白血病ウイルス(FeLV)陽性でウイルスとの関与があるとされています。
発生する部位によって、多中心型リンパ腫(リンパ節、脾臓、肝臓)、皮膚型リンパ腫、消化器型リンパ腫(胃、腸管)、胸腺縦隔型リンパ腫(胸腺、縦隔リンパ節)などに分類されます。
猫では若齢(約2歳)で発生する場合と老齢(約10~12歳)で発生する場合があり、若齢の場合FeLVは陽性であるのに対し、老齢では陰性であることが多いです。消化器型の場合は老齢の猫で発生することが多いようです。

  • 頻繁に吐いたり、下痢をしたりする
  • 食欲がなく痩せてきた
消化器型の場合、嘔吐や下痢、食欲不振や体重の減少などが主にみられます。腫瘍によって腸が閉塞してしまった場合、嘔吐が激しく認められたり、消化管穿孔を起こすと腹膜炎を起こすこともあります。
病変部の細胞を採取して病理診断することによって診断ができます。腫瘍に針を刺して細胞を採取したり、腫瘍が触知できない場所にあったり、小さく触知できない場合は内視鏡検査を行い組織生検を行います。最近は、遺伝子検査を行い多面的に診断をすすめることもあります。
化学療法(抗がん剤)が有効です。腸閉塞を起こしたり、消化管穿孔を起こしている場合は切除後に化学療法を開始します。
猫の胃のリンパ腫の内視鏡写真です。病変部が糜爛を起こしているのがわかります。
内視鏡下で組織生検を行い病理検査により診断を行いました。
現在化学療法により、良好なQOLを維持しています。

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